表示するグラフを選択する ― 2010/08/19 15:00
LabVIEWの波形グラフに多くのプロットを表示すると、場合によってプロットが重なり合って見えなくなる場合があります。
プロットの表示・非表示を簡単に切替えられれば見たいプロットを簡単に選択できます。
今回作成したサブVIは簡単な操作でこの選択を可能にします。
波形グラフの表示を行うループにサブVIを配置して、波形グラフのリファレンスを接続します。
設定用のデータ端子を右クリックして[作成]-[制御器]で、設定の制御器を作成します。
実行すると、チェックのON/OFFでプロットの表示を切替えができます。同時に名前の変更も可能です。
サンプルは会社のサイトに掲載しましたので下記をご覧ください。
ディスカッションフォーラム ― 2010/08/15 15:00

LabVIEWを使っていて何か解らない事が有ったらどうしますか?
有料のサポート契約のSSPを申し込んでいれば電話でサポートを受けるのも良いでしょう。
電話サポートが最も確実で、早い解決方法なのは間違いありません。
もし急ぎで無ければ、サポートに電話する前に、ディスカッションフォーラムを検索してみてください。
ディスカッションフォーラム(日本語)
このディスカッションフォーラムでは、日々様々なディスカッションが行われています。
ほとんどは、ユーザの質問に対して、別のユーザが答えるといった内容です。
場合によっては、具体的なVIや、ダイアグラムの画像を添付して説明されています。
もし、ユーザの間で回答が出なかった場合でも、しっかり、NIの社員の方がフォローしています。
非常にたくさんの質問が有るので、同じような質問が無いか探してみてください。
もし、似た質問が無かった場合には、急ぎ質問でなければ、質問を書き込んでみましょう。
数日から、一週間くらいで、何らかの回答が書き込まれると思います。
このフォーラムの内容は、LabVIEWコミュニティ共有の財産です。
コミュニティがもっと広がって、LabVIEWがもっと使いやすくなるように、あなたも是非、このフォーラムに参加してみてください。
私も、何度もお世話になっていますし、気が向いたら回答を書き込んだりもしています。
GZIP圧縮/解凍 ― 2010/08/13 15:00
.NET Framework 2.0から追加されたGZip圧縮/解凍の機能を使うサブVIが下記に紹介されています。
GZIP compress/uncompress of string using .NET
"dotNET Compress String.vi"が圧縮用のサブVIです。
"String"に元のデータを入力して実行すると、"GZIP compressed string"から圧縮後のデータが出力されます。
"dotNET Decompress String.vi"が解凍用のサブVIです。
"GZIP Compressed String"に圧縮されたデータを入力して実行すると、"Uncompressed String"から元のデータが出力されます。
ファイルに保存する機能は有りませんので、保存の機能は自分で作る必要があります。
ウォッチドックタイマ ― 2010/08/12 15:00
ウォッチドックタイマは、装置などが正常に動作しているかを監視する仕組みです。
監視の対象となる装置は、ウォッチドックタイマに対して定期的に信号を送ります。
定期的な信号が途切れると、ウォッチドックタイマが異常と判断して特別な処理を行います。
通常は制御用のハードウェアで利用されるのですが、今回はLabVIEWのループ処理が定期的に動作しているかを監視するサブVIを作りました。
監視対象のループと並列で動作するようにサブVIを実行し、信号はノーティファイアで伝えます。
サンプルは会社のサイトに掲載しましたので下記をご覧ください。
音を出力 ― 2010/08/11 15:00
LabVIEWの波形データを音で出力するVIを作成しました。
一つのサブVIに波形を接続するだけで、音量の正規化やデバイスの構成から、サウンド出力まで、全てを行います。
"Wave"に再生したい波形信号の配列を接続し実行すればOKです。
通常のデバイスでは、ステレオ再生が可能なので、配列には2つの波形信号を入れます。
1つめの波形(指標0)が、左の音、2つめの波形(指標1)が、右の音となります。
波形の周波数は、20Hzから、20,000Hzの人間の可聴域に設定してください。
サンプルは会社のサイトに掲載しましたので下記をご覧ください。
小さい機能的グローバル ― 2010/08/10 15:00
LabVIEWのブロックダイアグラムは、可能な限りコンパクトに作成した方が、良いとされています。
小さいダイアグラムは、見通しが良く、解りやすいという理由です。
機能的グローバル変数を出来るだけ小さくしてみました。
通常のグローバル変数より小さいです。
サンプルは会社のサイトに掲載しましたので下記をご覧ください。
Webサイトを読み取る ― 2010/08/09 15:00
LabVIEWを使ってインターネットのWebサイトの情報を取り込むVIを作りました。
URLを入力して実行すると、Webページのソースデータを受け取り出力します。
サイトの情報を利用することも出来ますし、
LabVIEWでWebページの解析やデータ取り込みのアプリケーションを作ることも出来ます。
サンプルは会社のサイトに掲載しましたので下記をご覧ください。
LabVIEWアイディアエクスチェンジ ― 2010/08/07 15:00

8/3に、LabVIEW2010が正式にリリースされました。
様々な新機能がありますが、その中でも"
フィードバックに基づく改善
"は、ユーザにはうれしいニュースでしょう。
これは、ユーザからLabVIEWに取り入れて欲しい新しい機能や、改善点のアイデアを集め、その中から有力なアイディアを採用した結果です。
そこで気になるのは、どこでアイディアを募集していたのか?
自分にも採用して欲しいアイディアがある!と思っている方もいらっしゃるでしょう。
場所はこちらです→
LabVIEW Idea Exchange
なんと、1200件以上のアイディアが集まっています。
このアイディアは誰でも投稿できますし、投稿されたアイディアにコメントを書いたり、賞賛を送ったりできます。
アイディアには"Idea Statuses"というタグが付いていて、採用される段階がわかります。
最初は、"新規(New)"から始まって、
"開発中(In Development)" →"ベータ版(In Beta)" →"完成(Completed)"
最終的には"配布(Duplicate)"のステータスになります。
皆さんも、アイディアエクスチェンジをみて、気に入ったアイディアを応援してみてください。
アイディアの実現が、少し早まるかもしれませんよ。
円グラフを描く ― 2010/08/06 15:00
LabVIEWで円グラフを作成するVIを作りました。
項目の名称と、値、色を設定すると円グラフを描画します。
解析結果を表現する場合に、円グラフを作成した方が解りやすい場合もあります。
わざわざExcelを使わなくても使えるので便利です。
サンプルは会社のサイトに掲載しましたので下記をご覧ください。
24時間タイマ ― 2010/08/05 15:00
LabVIEWで装置などをコントロールするときに、一日のうちで決まった時間帯だけ動作させたい場合があります。
夜中の気温が下がる時間だけヒーターを入れたり、毎朝測定準備の1時間前から真空ポンプを動かしたり、用途は様々です。
24時間のうちで設定した時刻にONになるタイマを作りました。
利用する場合は、最初に時間の設定を"Set"モードで実行します。これで設定が記憶されます。
ループ処理の中で、"Check"モードで実行すると時間を判断して、ON/OFFの結果を出力してくれます。
サンプルは会社のサイトに掲載しましたので下記をご覧ください。
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