機能的グローバル変数2010/07/12 15:00

LabVIEWは、アイコンやワイヤを使ってグラフィカルにプログラムが書ける開発環境です。
データの受け渡しは、ワイヤで配線して表現しますが、ワイヤには実行の順番を決めるという役割もあります。
ワイヤを通じてデータが受け渡しされる流れに沿って各ノードが実行されます。

場合によっては、実行の順番とは無関係にデータだけをやり取りしたいことがあります。
そこで使われるのがLabVIEWでの「変数」です。
LabVIEWには、ローカル変数、グローバル変数、シェア変数といった変数の仕組みが準備されています。

しかし、あらかじめ用意された変数を使わずに、変数の機能を持ったサブVIを作成する方法があります。
それが、機能的グローバル変数です。
仕組みはシンプルで、1度しか実行されないWhileループに初期化されていないシフトレジスタがあります。
このシフトレジスタにデータを記憶させます。
さらに、この機能的グローバル変数は、アイディア次第で様々な機能を持たせることができます。

サンプルは会社のサイトに掲載しましたので下記をご覧ください。

機能的グローバル変数

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