Android用ブロックプログラミングツール2010/07/22 15:00

米Google社が、同社の無料OS、Android用のアプリケーション開発ツール「App Inventor」を発表した。

ニュース記事は下記へ
グーグル、Androidプログラム作成ツール「App Inventor」を公開

このApp Inventorの最大の特徴は、初心者でも簡単にブロックを組み合わせてプログラムができる点です。
LabVIEWのグラフィカルプログラミングに通じる面があり、大変に興味深いですね。
この、App Inventorは、下記のサイトで配布されています。チュートリアルなどもあります。
App Inventor for Android
マスコットキャラがかわいい(笑

このApp Inventorで利用されてるブロックは、マサチューセッツ工科大学のRoque, Ricarose Vallarta氏が開発した、OpenBlocksというブロックプログラミングシステムを採用している。

OpenBlocksについては下記を参照
OpenBlocks : an extendable framework for graphical block programming systems

仕組みとしては、プログラムの要素がブロックで準備されていて、それを組み合わせてプログラムを作る。
ブロックはロジックや、計算、条件などの種類ごとに色分けされ、また、ループや引数の受け渡しなどの機能に応じた形のコネクタを持っています。
ジグソーパズルを組み立てるように、引数や条件のコネクタに値や条件を配置し、プログラムを作成していきます。
テキストベースのプログラムで、文字で入力していた各機能をブロックに置き換えたような感覚です。
こんな開発環境で、スマートフォンのアプリケーションが作れるのであれば、挑戦しようと思う人も増えるのでは?
スマートフォンの競争もますます激しくなりそうですね。
LabVIEWも早くスマートフォンに対応してくれないかな、、